人生の棚卸 -捨てる(手放す)のがヘタ 編

セルフケア

私はメモ魔

僕は普段からメモを取る習慣があります。
手帳を持ち歩いている訳ではなく、
スマホのアプリを活用しています。

メモ帳タイプのアプリも悪くないですが、
個人的には付箋タイプのアプリが好きです。
浮かんだ物事をパッと書いて、捨てれるので。

ただ、この『捨てる』の部分が
実は凄い苦手なんです…。

よく仕事の現場なんかでは

「必ずメモを取りながら聞け」

と言われたりしますよね。
自分は運良く、この行為が習慣化してました。
ただただ覚えが悪いから、追いつくには
メモるしかなかっただけですけど(笑)

仕事を早く覚える為なのはもちろんですが、
取り入れた知識を、なるべくストックしたい
そういう性格というか、気質なんですよね。

これだけ聞いたら凄く聞こえが良いですし、
事実、良かったこともあります。

が、そのメモった物事の整理と選択が苦手という
割と致命的な欠点があります…。

貯めた知識を、捨てるのが怖い…

どういうことかというと…

日々、忘れたくないから浮かんだことをメモるのがそもそもの目的なので、
その知識が必要か不要かは、
どっちかといえば二の次
なのです。

拾った知識って、全てが必要不可欠な訳では
決してないですよね。

自分にとって要らない知識も、
世の中にはたくさんあるし、
知らなくていいことすらあるのが世の常です。

ただ、僕の場合
知識をストックすること自体が目的なので
要るか要らないかの前に、損したくない。
そんな感覚に近いのかも…。

だから、メモった知識を
不要だからとスパスパ切ってくのが、
なかなか出来ないんですよね…

よく、

「忘れるようなことは、実は大したことじゃない」

って言ったりしますよね。

僕はこの言葉が昔から理解できなくて…。
めちゃくちゃ大事なことなのに、それでも忘れること、ありません???
人の誕生日、しなきゃいけないこと、パスワード…
アレ?それは僕だけ??(笑)

「モノを捨てれない人」の感覚に近い?

カッコよくいうと
『知的好奇心が旺盛』なのですが
その後の整理がヘタなので、肝心なときに必要な知識が脳の引き出しから出ないんです。
引き出しの中がモノで溢れかえってる状態ですね…
本当にムダな、ミュージシャンの豆知識
…否、という名のゴシップネタは、友人たちも呆れるくらいポンポン出てくるんですが(笑)

溜めるだけ溜めて、周りはおろか自分ですら
コレは要らない、捨てればいいと
分かっちゃいるのに、捨てられない…
それはさながら、脳内が「もったいない」お化けに支配されてる汚部屋の住人のよう…。

人生においても、削るのが苦手

『取捨選択』

作業的にいうと

『添削』(の『削』)

ですかね。

取ったり、添えたり、加えたり…
この作業は知識に限らず、絵を書くときやデザイン、文章など、何かモノを作るときは好きだし割と得意なんです。

ただ、そっから不要なものを削るのが、苦手。
どれも必要に感じてしまうんです…
だからそういった才能は無いんでしょうね(笑)

メモに限らず、これらが本当に苦手…。
そう、僕の人生において
『取捨選択』の『捨』抜き
今も昔もやっかいな課題でございます…

言われた言葉や、言った言葉

出会った人や、離れた人

捨てりゃいいのに、捨てれない記憶で
またもや脳内の引き出しがグッチャグチャ…

只今、人生の棚卸なう。

未だ根強い『断捨離』ブームですが
『捨てる』ことの大事さは
今となっては色々経験した身、重要性に
気付いてきた次第です。

捨てる=囚われない

なんですよね。

なので、スマホアプリに書き溜めていた
埃だらけの知識たちも
だいぶゴミ箱に移動しました。
案の定、すっごい大変だったけど(笑)

コツは、『今、必要かどうか』

これを基準に、すぐ実行出来ないことは
『やりたいことリスト』から削除
しました。
何年も手に入れてないモノは
『欲しいものリスト』から削除

もちろん、少しずつではありますが、
家にある不要なものも、捨てていってます。

焦ると『捨てなきゃ病』に陥るので
マイペースに、取捨選択。

いつか、記憶の中の不要なものも
消えはしないでしょうけど
手放して、囚われなくなれば
何でもかんでも欲しがらないように
なりますかね。
本当に必要なものも、見えてくるのかなと。

期限のない、人生の棚卸を実施中です。

ちなみに、お守りとか縁起物とかを
なかなか捨てれない人っていますが、
その類のモノはビックリするほど秒で捨てれます。
その際、表情や感情すら捨ててますね。

人間って不可解ですねぇ(他人事

コメント

タイトルとURLをコピーしました