初めに
このブログでは
国連総会によって採択された
《子どもの権利条約》
(児童の権利に関する条約)
こちらを一日1条ずつ読んでいき
感じたことを思いのままに
綴っていきます📝
第4条 国の義務
日本政府訳
まずは、日本政府訳から👇
第4条
締約国は、この条約において認められる権利の実現のため、すべての適当な立法措置、行政措置その他の措置を講ずる。締約国は、経済的、社会的及び文化的権利に関しては、自国における利用可能な手段の最大限の範囲内で、また、必要な場合には国際協力の枠内で、これらの措置を講ずる。
引用:子どもの権利条約 政府訳
日本政府訳はこちら
日本ユニセフ協会の抄訳
以下は、日本ユニセフ協会の抄訳です👇
第4条 国の義務
国は、この条約に書かれた権利を守るために、必要な法律を作ったり政策を実行したりしなければなりません。
引用:子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳
日本ユニセフ協会の抄訳はこちら
個人的所懐
日本の現状は?
第4条は簡単にいうと
《国は子どもの権利を守るために最善を尽くす》
ということですね☝️
さて
皆さんも感づいているかも
知れませんが…
果たして
この国は子どもの権利を
守る国になろうと
しているのでしょうか?
最近は
子ども家庭庁
や
子ども基本法
などに力を入れてるようにも
見えるものの…
《子どもの権利条約》
って実は
35年近くも前に
採択された条約
なんですよね🙄
日本がこの条約に
締約国として参画したのも
30年以上前です。
それから
簡単にいうと
国連から条約を順守して
国として取り組んでいるかどうか
数年おきにチェックが入っています。
しかし日本は
毎度毎度
日本は全くなっとらん😡
と、国連に
叱られています😅
要は
子どもの権利を
守れている国だと
認めてもらえてないんですね😩
日本は《子どもの権利》後進国
下記は、当時の文部事務次官が
各教育機関などに宛てた
1994年5月22日に
《子どもの権利条約》批准の
効力が生じる直前の5月20日に
各地の教育委員会などに送られた
当時の文部省の事務次官通知です。
こちらからご覧になれますので
お時間ある方は
是非目を通してから
この後のブログを読んで頂くと
より理解がし易くなります💡
いかがでしたでしょうか?👀
結構ツッコミ所
満載ではなかったでしょうか?😅
*ちなみに*
この当時の文部省の事務次官通知
に関しては、またいつか
詳細に所懐を綴りたいと思います✏️
この内容が
今も効力を持った状態で
文部科学省の公式サイトに
そのまま掲載されています。
30年以上も前の
何もアップデートされていない
時代錯誤の条文が
今の日本の《子どもの権利条約》の
基準となっている状態…
いわば放置されている現状です。
読んでみると
締約してしまったからには
大急ぎで通達しなければ…
感が丸出しの
非常に詰めの甘い
且つ
結局自分たち(お上や学校)に
都合の良いように
《子どもの権利条約》を
解釈してるようにも読み取れます。
「批准はしたけど
やり方は変えませんよ」
そんなニュアンスが
手に取るように伝わる内容です…
これが令和の今も
基準となってるわけですから
《子どもの権利》後進国
と、国連にこっぴどく叩かれても
おかしくないですよね😟
国の義務を果たしていない
先ほど書いたように
今でこそ
子ども家庭庁
や
子ども基本法
などに力を入れているように
見えるものの
実態は何も変わっておらず
国連にケツを叩かれて
ようやく重い腰を上げた
といったところです…😓
なので
この30年近く
この国は
《子どもの権利》を守る
義務を果たしていない
そういうことになります😫
《子どもの権利を守る》
その義務を果たすのは
子ども自身ではなく
我々大人(国)なのです。
*ちなみに*
《子どもの権利》と《義務》
に関しても、またいずれ
詳細に所懐を
綴りたいと思います✏️
もちろん
この国で子どものための
法整備がなされてない
というわけではないですし
子どもの権利が
全くもって守られてない
ということではありません。
ただ、
イギリスや北欧などの
《子どもの権利条約》
先進国と比べると
かなり遅れを取っているのが
現状です…😱
これから変わっていくためには?
さて、この国の
政策の優先順位的に
何年もの間
《子どもの権利》が
守られている状況とは
残念ながら言えない、と
述べてきました。
では、どうすればいいか…
まずは
我々大人が
《子どもの権利条約》が
存在すること
また、日本はそれに
締約国として
参画してること
それをもっともっと
多くの人たち
そして多くの子どもたちに
知ってもらわなければ
いけません。
だからこそ
微力かも知れませんが
僕はこうして
このブログを書いてます📝
子どもたちは
『自分たちには権利がある』
ことを知る権利が
あるのです💡
そうやって
少しずつでも
子どもたちから
権利を主張していく
子どもたち自ら
このムーブメントに
参画していく
ことが
凄く重要だと感じます。
子ども主体でムーブメントを作る
大人たちが広めるのは
子どもたちの権利を
守るうえでの
大人の義務です。
でも、
それが一方的だと
今の日本の現状に😅
だからこそ
今、遅くなってでも
国連に言われたからでも
何でもいいので
このタイミングで
子どもたちと一緒に
そして
子どもたち主体で
やっていくことが
《子どもの権利》を
守っていくための
大きなムーブメントに
なっていくと
信じています☝️
終わりに
いかがでしたでしょうか?
《子どもの権利条約》
それそのものが
未だ浸透していない現状
子どもたちを国が守るには
まずは国民全員が
子どもにも権利がある
ということを知ることから
始めていきたいですね
こんな感じで今後も
《子どもの権利条約》
を広く認知させるべく
ひとつずつ
綴って行きたいと
思います📝
ではまた🤘
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