世代を超えて井戸端会議
先日、DJイベントに出演したとき
終演後に50代と40代の先輩DJのお二人、
そしてお客さんで来た20代のDJと
30代である自分との4人で
よりによって極寒の中、
外で話し込む機会がありました。
帰る前に話が盛り上がるパターン。
スーパーの入り口のおばさんかよ…
![](https://lifejugg.blog/wp-content/uploads/2023/02/hanashikomi-1024x768.jpg)
何にせよ、音楽やDJの話で大盛り上がり。
なんと上から下は30歳以上の差が!
世代を超えて話せるのって
実はそんなに無いと思うのですが
自分は10歳以上年上の世代と
話す機会が多かったり
友人として付き合ってたりします。
むしろ、同世代と話すのも楽しいけど
もっともっと世代を超えて
いろんな知人友人を増やしたい。
そんな風に思ってます。
“〇〇世代”
だなんて区切って
よもや率先して
世代間を分断するのが
好きな人って
今も昔も多いですね。
![](https://lifejugg.blog/wp-content/uploads/2023/03/bundan.jpg)
まあ確かに
そもそも生きてる時代が違うので
理解出来ない部分もあります。
でもやっぱり
世代が違うからこそ
生きてきた時代が違うからこそ
面白いことの方が多い。
そんな気がします。
年上と仲良くなりがちな私。
僕は昔から音楽が好きで
たまたま、ラジオから流れてきた
80~90年代のロックに衝撃を受けて
リアルタイムである00年代のロックと
同時進行で聴くようになってました。
そのおかげか、10〜20代の頃は
たまに出会う音楽好きの年上の人に
「よく知ってるね!(キラキラ」
とか言われて、話が弾んだり。
こっちからすると、シンプルに嬉しいので
そりゃあ話したくなっちゃいます(笑)
趣味でDJをやってると、
そういった機会が更に増えました。
そういったおかげで
割と年配の方にも可愛がられたり
付き合ってもらえてるのもあって
所謂“ジェネレーションギャップ”というのを
強く感じるということはあまりありません。
もちろんこれは
趣味嗜好の畑が
ある程度同じだから
という面もあるので
音楽好きじゃない
ただのおっさん(言い方)だと、
そうはいかない可能性もありますが…余程つまんない人間以外じゃない限り
例え趣味嗜好が違うとしても
年上世代の感覚とのギャップを
ある意味では興味深く感じてる
そんな感覚に近いでしょうか。
年下にビックリしがちな私。
一方、僕より10歳以上下の場合だと
こっちからギャップを
感じることはあったりします。
ギャップというより、
引け目?(笑)
でもやはり、
音楽好きという共通項があれば
気にすることもなくなります。
むしろ、自分も歳をとったせいか
「よく知ってるね(仰天」
と言うことが
めちゃくちゃ増えた(笑)
振り返れば
自分も言われてたけど
「本当に今20代??」
って言ってしまう気持ちが
すごく解るようになりましたね…
(ちょっと遠い目
![](https://lifejugg.blog/wp-content/uploads/2023/02/gng_02-768x1024.jpg)
だからこそ、例え年下でも
尊敬に値する人もいる。
これって本当に面白いことだと
思うんです。
好奇心旺盛な人々と、そうじゃない人々
若い世代は、サブスク世代なのもあり
すぐに聴きたい音楽にアクセスできる。
そこから好奇心旺盛な子たちは
僕らの世代よりも
はるかに早く
世代を超えた音楽に繋がれる。
しかも、壁がほとんどない。
『良いものは良い』
その感覚が
上の世代より強い。
サブスクやYouTubeって
即効性が非常に高いから
歌謡曲だって民族音楽だって
“良い”と思ったら
彼らにとって
時代性による壁は
もはや意味を無くしてる。
もちろん、どの世代も
そういった人たちの方が少数派だし
むしろ、若い子と関わる仕事をしてたとき
音楽サブスクって概念を知らない。
そんな子の方が多かったのも事実。
「音楽にお金払うんですか!?」って
言われたこともあります…
あまり人前で言うなって助言しました笑
でも、DJやってる人間は
そもそも音楽を人よりは
聴いていないと成立しないのもあって
一言でいうとマニア・オタクが多い。
そのマニア気質が強いと
この時代だとより瞬間的に
情報収集できる良さがある。
だから、手軽に情報が手に入る分、
深堀りもしない人たちも多い。
でも僕は、いつの時代だとしても
自分の居る場所を深掘りしてるような
そんな人たちに魅力を感じる。
様々なやり方で
最終的に自分の血肉に変えてるから。
こうなるともはや
世代は全く関係ないんですよね。
“好き”を深掘りしてる人々
上の世代は、インターネットすら無かった。
けど、雑誌やTV、ラジオを頼りに
何もないとこから
宝探しに近い感覚で探していた。
僕ら世代は、そこにインターネット。
アルゴリズム機能は盛んじゃなかったから
“自ら検索して”掘っていく。
ショップやイベントなどの現場の数や
そこでの情報量も多くなった。
まだまだフィジカル中心だったから
”足で稼いで、手に入れる”ことで探した。
更に若い世代は、YouTubeやサブスク
そこに絡むアルゴリズム機能により
ネットからの情報が膨れ上がった。
雑誌や旧メディアのそれを
吹き飛ばすくらいの
膨大な情報量の中から厳選して
自分の聴きたいものを探してる。
どの時代も
良さと悪さはあるから
比べるもんじゃなく
その時代のツールを駆使して
好きな音楽を見つけてる。
音楽に限らず、そういう風に
“好き”を深掘りしてる人たちは
それだけで魅力を感じる。
同じ音楽好きなら尚更。
世代を越えて話したいのは
まずリスペクトがあるから。
みんな詳し過ぎて
嫉妬すら覚えるがw
閑話休題
ちなみに、冒頭の4人については
①超レコードマニア(4000枚以上所持
②ダンスミュージックやR&B、アイドルまで雑多
③アニソン&歌謡曲オタク(凄い組み合わせ…
④ロック全般に最近はイキってブラックミュージック探る人
*④が筆者
それぞれざっくり表したものの
話してると何の人だか
よくわかんなくなるほど
音楽と名がつけば造詣が深い。
③の子はすっごい若いけど
DJ中に流れる曲を
ほとんどチェックしてて
おじさんたち嬉しくなっちゃう←
好きなものにはつい、
前のめりになりますよね。
ジェネレーション”ノー”ギャップ精神で
“ジェネレーションギャップ”って
正直、相手の世代を多かれ少なかれ
否定してる部分があるから
生じてる気もします。
そりゃたまに
「え?」
ってなるような
言動も喰らったことあるし(笑)
逆に、年上には
「は?」
って言われてたんでしょう…
でも、んなもん時代が違うから
仕方ない部分は絶対あるので
せめて自分のフィールド(趣味とか)では
「ああ、この世代はこうやってたんだスゲー」
「今はこうやって工夫してるんだほうほう」
「最近の技術すごいなwくれwww」
てな具合に
相手の時代や価値観を否定せず
興味とリスペクトを持って
ジェネレーション”ノー”ギャップ
そんな精神で行きたい所存です。
その方が絶対楽しいし
若く生きていけそうじゃん!?
むしろ
同世代の、熱中できるモノがない人間
こいつらが一番リスペクトできねぇし
基本的にずっと絡みたくない(ボソッ
![](https://lifejugg.blog/wp-content/uploads/2023/02/ayatsuri-933x1024.jpg)
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